タオルを買い替えたとき、ゴワゴワになった使い古しのタオルをそのまま捨てるのはもったいないですよね。今回は、掃除や家事に役立つ使い古したタオルの活用方法をご紹介します。
定番の活用法!リメイクして雑巾に

使い古したタオルの活用法として、やはり定番でおすすめなのが雑巾へのリメイクです。手縫いでも簡単に作れるので、気軽に取り入れられます。
クリンネストの藤野ことさんによると「普段から不要なタオルをリメイクしておくと、子どもの学校や園から雑巾を集めるというお知らせが来ても焦らずに済みますよ」とのこと。
また、雑巾に仕立てることで端のほつれや糸くずが出にくくなり、掃除にも使いやすくなります。手軽に作れて実用的な、使い古しタオルの定番活用法です。
適度なサイズにカットして、掃除用ウエスに
雑巾にリメイクするのが面倒な場合は、使い古したタオルを適当な大きさにカットして、掃除用のウエスとして使い切るのもおすすめです。手軽にできる、定番の活用方法のひとつです。
ただし、タオルをハサミで切ると、糸くずが出やすいのが気になることもあります。糸くずがポロポロ落ちにくいウエスを作るには、少しコツがあります。
ハサミで切るときは、刃を大きく開いたまま、一気に裂くような感覚でカットするのがポイントです。布の量り売りで見かけるような切り方をイメージするとよいでしょう。

また、ハサミで少し切り込みを入れたあと、手で引き裂いてもOKです。写真のようにタオルのループ状の繊維が切断されにくく、糸くずが出にくい切り口になります。
<糸くずを出にくくする古タオルの切り方のコツ>
- ハサミをジョキジョキと細かく動かして切らない
- ハサミの刃を大きく開いたまま、スーッと裂くように切る
- 薄手のタオルなら、両端に切り込みを入れて手で引き裂く
キッチンで油汚れをふき取るウエスに

タオルを適当なサイズにカットして、キッチンに常備しておくのもおすすめです。
油汚れはベタついているため、キッチンペーパーで拭くと破れてしまうことがあります。その点、タオルは丈夫で、ループ状の繊維が油汚れをしっかり絡め取ってくれます。揚げ物のあとに飛び散ったコンロまわりの油汚れを拭いたり、天ぷら鍋のまわりに付いた油を拭き取ったりするのに便利です。
汚れたらそのまま捨てられるので、気兼ねなく使えるのもうれしいポイントです。カットするときは、先ほどご紹介した「糸くずが出にくい古タオルの切り方」を参考にしてみてください。
床掃除に。フローリングモップ用のシート代わりに

使い古したタオルは、フローリングモップに取り付けて掃除用シートの代わりとして使うこともできます。
フェイスタオルであれば、そのまま取り付けて使ってもOKです。ただし、厚みがあって取り付けにくい場合は、「糸くずが出にくい古タオルの切り方」を参考に、適度な大きさにカットすると使いやすくなります。
玄関に置いて、靴のお手入れや雨の日の拭き取りに

▲写真撮影:藤野こと
タオルは、玄関に置いておくと意外と便利です。
たとえば、雨にぬれて帰宅したとき。「カバンやコートをちょっと拭きたい」と思うことはありませんか? ぬれたまま洗面所までタオルを取りに行くのは面倒ですし、廊下に水滴が落ちて、あとで拭き掃除が必要になることもあります。そんなとき、玄関に予備のタオルを置いておけば、すぐに拭き取れて便利です。
また、古タオルは、泥や汚れが付いた靴をさっと拭くのにも活躍します。
下駄箱の中にかごを置き、その中に古タオルを入れておけば、見た目もすっきり。使いたいときにすぐ取り出せます。
ベランダの物干し竿を拭くためのタオルに

▲写真撮影:藤野こと
ベランダの物干し竿は、雨にぬれて汚れていることがあります。洗濯物を干す前に、さっと拭きたくなることもありますよね。ベランダの掃き出し窓の近くにある棚に、使い古したタオルを1〜2枚入れておくと、必要なときにすぐ取り出せて便利です。
また、ベランダに設置しているエアコンの室外機の上や、ベランダに置いているものの掃除にも活躍します。
食器の収納や梱包時の緩衝材に

食器をしまうときや荷物を送るときに、使い古したタオルを緩衝材として活用するのもおすすめです。
お正月用のお椀やパーティー用のグラスなど、季節ものの食器は、購入時に紙や段ボールで包まれていることがあります。しかし、紙類は害虫が付く心配もあります。その点、タオルは丈夫で、汚れたら洗って繰り返し使えるのが魅力です。季節の食器を使うたびに、包んでいたタオルも一緒に洗えば、清潔な状態を保てます。
また、荷物を梱包するときの緩衝材としても便利です。お客様に送る荷物には使いにくいかもしれませんが、家族間の荷物や引っ越しの際には気兼ねなく使えて重宝しますよ。
靴の湿気対策に。シューキーパーとして活用

袋に入れたお菓子のシリカゲルや茶がら、重曹などと一緒に、使い古したタオルをくるくる巻けば、簡単なシューキーパーになります。靴の形を整えながら、湿気や気になるにおい対策にも役立ちます。
ただし、シューキーパーとして使う際には注意点があります。
1つ目は、古タオルを定期的に天日干しして、しっかり乾かすこと。タオルが湿ったままだと、かえって靴を傷めてしまう原因になることがあります。
2つ目は、黒カビが付いているタオルは使わないこと。カビが靴に移ってしまうおそれがあります。
特にロングブーツやムートンブーツは内側に湿気がこもりやすく、カビが生えやすいため、乾燥剤と併用するのがおすすめです。古タオルも定期的に洗って、しっかり乾かしてから使うようにしましょう。
窓ガラスの結露取りに

窓ガラスの結露対策にも、使い古したタオルが活躍します。結露がひどくて何度拭いても追いつかないときや、こまめに拭くのが面倒なときに便利です。タオルをくるくる巻いて窓の桟に置いておけば、窓ガラスをつたって落ちてくる水滴をしっかり吸い取ってくれます。
特に、高い位置にある窓や、キッチンのシンク奥の出窓など、手が届きにくい場所の結露対策におすすめです。
バスタオルなら、簡易バスマットに

使い古したタオルを3〜4つ折りにすれば、簡易的なバスマットとして使うこともできます。両端を雑巾のように縫っておくと形が崩れにくくなりますが、面倒な場合は折りたたむだけでも十分です。
使ったあとは広げて干せるので、乾きやすく衛生的に使えるのもメリットです。
使い古したタオルの寄付を受け付けている団体も
使い古したタオルの寄付を受け付けている団体もあります。寄付する際は、必ず洗濯して清潔な状態にしてから送りましょう。
| 団体名とリンク | 団体詳細 | 注意事項 |
| ドギーウェル・ハート | 兵庫県神戸市の犬の保護団体 | 洗濯したタオル限る。足りなくなったときのみ受け付け。>>詳細はこちら |
| NPO法人「犬と猫のためのライフボート」 | 保健所の犬猫を救っている団体 | 洗濯したタオル限る。足りなくなったときのみ受け付け。 >>詳細はこちら |
| 日本保護犬保護猫協会 | 大阪にある犬・猫の保護団体 | 拭き掃除用タオル (雑巾として使えるもの) >>詳細はこちら |
なお、掲載している情報は2023年12月時点のものです。受付状況や寄付の条件は変更されることがあるため、送付前に各団体のホームページで最新の情報を確認するようにしてください。
使い古したタオルを上手に使おう
タオルは丈夫なので、使い古したものでもまだまだ活用できます。ゴワゴワして肌ざわりが気になる場合は、掃除や収納など、目につきにくい場所で使うのがおすすめです。
使い古したタオルを捨てる前に、もう一度ほかの使い道がないか考えてみてはいかがでしょうか。
