洗濯ネットの形の違いとは?「角型」と「丸型」を比較してわかった使い分け方

洗濯ネットの形の違いとは?「角型」と「丸型」を比較してわかった使い分け方

洗濯ネットには、色々な形や大きさの物がありますが、大別すると「角型」と「丸型」に分かれます。 あなたはどちらをよく使いますか? 何となく角型を使っているとか、丸型しか使ったことがないなど、違いを意識したことがない人も多いのでは? そこで今回は、どういった衣類にどちらが向いているか、「丸型」「角型」の洗濯ネットを比較していきます。

洗濯ネットの形は、大きく分けると2種類

最近は、どんどん種類の増える洗濯ネット。バッグ型やぬいぐるみ型などもあって、その形はバラエティに富んできています。

洗濯ネットは、大きく分けると「丸型」と「角型」の2種類の形があります。特徴は以下です。

  • 角型洗濯ネット……一般的に平面的なつくりで、マチがない
  • 丸型洗濯ネット……ラグビーボールのような形で立体的なカタチになっている

でもなぜ違うカタチがあるのでしょうか?

今回は、洗濯ネットの代表選手「丸型」「角型」の違いを比較したいと思います。実験に使う洗濯ネットはこちら。

丸型と角型の洗濯ネット

条件が同じになるよう、同じメーカーの商品で網目も同じ大きさのものをチョイスして比較します。サイズは、角型の洗濯ネットの場合は40cm×50cmのものを使用。丸型洗濯ネットは、35cmサイズを使用します。

今回はこちらの2種類の洗濯ネットを使って、洗濯物の「汚れ落ちの良さ」や「型崩れのしにくさ」を比べてみたいと思います。

【角型vs丸型】フェイスタオルを洗濯ネットに入れて比較

まずは、フェイスタオルを使って、「角型」「丸型」の洗濯ネットを比較していきます。

「フェイスタオルは、洗濯ネットに入れて洗わない」という人もいるかもしれませんが、以下のようなメリットがあります。

  • 他の洗濯物と摩擦することを防ぎ、パイル地が毛羽立つのを防ぐ
  • タオル繊維のダメージが減るので、タオル寿命が延びる
  • タオルから出る糸くずが他の洗濯物へ付かない
  • タオルが他の洗濯物に絡まない

フェイスタオルを使った実験の条件

同じ種類の4枚のフィスタオルを使用。どのように洗濯ネットの中で動くのかを検証するために、4枚とも同じ畳み方でキレイにたたんで、それぞれの洗濯ネットにいれます。

洗濯機の水流は、同じモードに。同じ条件になるように配慮して洗濯します。

フェイスタオルを洗った結果

まず角型の洗濯ネットを開いてみます。

角型洗濯ネットでタオルを洗濯

ファスナーを開けて見てみると4枚のタオルはバラバラ。1枚ずつがギュッとまとまってかたまりになっていました。

丸型洗濯ネットでタオルを洗濯

次に、丸型洗濯ネットをチェック。タオルは広がって混ざり合っていました。

同じように畳んで入れたのに、こんなに違いが出るなんて! 普段のお洗濯で、フェイスタオルをきちんとたたんで洗濯ネットに入れるということをしないので、これは大きな発見!

フェイスタオルを洗濯して分かった違い

  • 角型の洗濯ネット……4枚とも別々。それぞれがまとまっている
  • 丸型の洗濯ネット……4枚が混ざりあって絡み合っている

ということは、丸型洗濯ネットに入れたタオルのほうが角型洗濯ネットに入れたタオルよりたくさん動いたようです。

マチのない平面的な角型洗濯ネットに比べ、丸型の洗濯ネットは立体型なので、洗濯物が自由に動ける余裕があります。

洗濯物は、洗濯機の中で動くことで汚れが落ちるしくみ。つまり、どれだけ動くかが汚れ落ちに直結するということです。 そう考えると、丸型の洗濯ネットのほうが、汚れ落ちに優れているといえます。

また、丸型は水流に乗りやすい形のため、角型に比べて洗濯機の中でよく回り、しっかり動きます。結果として、汚れもより落ちやすくなるのです。

【角型vs丸型】シャツを洗濯ネットに入れて比較

角型洗濯ネットに入れた洗濯物があまり動かないということは、洗濯物の形が崩れないということでは? 

洗濯したときに型崩れが気になる洋服といえば、シャツ。たくさんのボタンが付いている上に、パーツも多く、会社に着ていく洋服のひとつなので、型崩れしないようなるべくやさしく洗いたい衣類のひとつですよね。

シャツを使った実験の条件

それぞれの洗濯ネットに、2枚のシャツをたたんで入れます。シャツのサイズは、全てMサイズを使用します。

丸型と角型の洗濯ネット違いをシャツを使って実験

今度は同時に洗濯機に入れて洗います。

シャツを洗った結果

先ほどと同じようにまずは角型ネットから見ていきます。

丸型洗濯ネットでシャツを洗った結果

丸型の洗濯ネットに入れたシャツには、畳んだ形跡がまったく残っていません。先ほどのタオルのように混ざり合うほどではありませんが、シャツも中でよく動いて広がったことがわかります。

角型洗濯ネットでシャツを洗った結果

角型洗濯ネットに入れたシャツは、シワはあるものの、たたんだ形が残っています。襟元はしっかり形をとどめていますね。

なんとなく予想はしていたもの、これは大きな差です!

シャツを洗濯して分かった「違い」

  • 角型の洗濯ネット……たたんだ形跡が全くない
  • 丸型の洗濯ネット……ほとんどたたんだ状態のまま

丸型洗濯ネットは洗濯物がよく動くのでシャツがぐちゃぐちゃ、角型洗濯ネットは動かないのでたたんだ状態が残っているという結果になりました。つまり、先ほどのフェイスタオルで比較したのと同じ。

角型洗濯ネットのアップ

角型洗濯ネットは、洗濯物を入れるとふんわりふくらみますが、洗濯物が動くようなスペースはあまりありません。

つまり、角型の洗濯ネットは型崩れしにくいということが明らかになりました。

実験して分かった角型と丸型の洗濯ネットの使い分け方とは?

これまでの結果を踏まえると……

角型洗濯ネットは、洗濯物があまり動かないので、汚れは落ちにくいが型崩れしにくい。逆に丸型洗濯ネットは、洗濯物がよく動き汚れは落ちやすいが、型崩れしやすいということがわかりました。

これを踏まえて考えると、

  • 角型洗濯ネット……型崩れやシワを防ぎたい衣類向き。例えば、ワイシャツ、ブラウス、ニットなど
  • 丸型洗濯ネット……ちゃんと汚れを落としたい丈夫な洗濯物向き。下着、タオルなど

ということになります。汚れ落ち重視なら丸型、洋服に負担をかけたくないなら角型と覚えておきましょう。

丸型だけでなく、筒型の洗濯ネットも洗濯物がよく動くため、汚れを落とすのに優れています。汚れをしっかり落としたい場合は、洗濯ネットの中に洗濯物をぎゅうぎゅうに詰め込まないことも大切です。

また、マチのない角型の洗濯ネットに洗濯物を入れるときは、汚れやすい襟元や袖口を外側に出すように畳むと、汚れが落ちやすくなります。

形によって洗濯物の動き方や汚れ落ちに違いがあるので、自分の目的に合ったタイプを選んでみてください。

クラスコ

ハウジーマガジンを運営するキッチン・雑貨の専門卸売り「クラスフィルグループ」で実験を担当するリケジョ。「何を買ったらいいの?」という悩みに応えるべく、商品を実験して徹底調査していきます!

最新記事




LINEクーポン